動画編集 · 6 MIN READ
AIで動画編集を始めるなら。無料から1本を完成させる手順
自動字幕、構成の下書き、手動の仕上げ。AIに任せる部分を分けて、短い動画を完成させます。
「AIなら素材を入れるだけで人気動画になる」と期待すると、最初の1本で迷いやすくなります。まずは自分で撮った30〜60秒の説明動画を、見やすく整えるところから。この記事は公式の機能説明を確認した編集ガイドで、各ソフトの比較実測や順位付けではありません。
最初に決めるのは、ソフトより1つの目的
例えば「初心者にドリブル練習のポイントを1つ伝える」。冒頭で何が分かるかを示し、実演、注意点、もう一度実演という順に並べます。AIには順番の候補や不要な重複を指摘してもらえますが、実際の動作が正しいか、伝えたい内容と合うかは自分で確認します。
手軽さならClipchamp、細かい仕上げならResolveを候補に
Microsoftの個人向けClipchampでは、自分の素材や無料素材を使う無料の編集と1080pまでの書き出しが案内されています。有料素材、4Kなどには別の条件があります。無料プランで書き出し時にダイヤ形の表示やアップグレードの案内が出たら、使っているプレミアム素材や機能を確認し、課金せずに進める場合はそれらを外してから書き出します。一方、DaVinci Resolveには無償版とStudio版があり、編集・音・色をまとめて扱えます。AI機能のすべてが無料ではありません。まず無料で必要な作業ができるか確認し、目的が決まってから有料機能を検討します。
素材を、映像・声・音楽に分ける
自分で撮った映像でも、BGMや写り込んだ他人の映像を自由に使えるとは限りません。素材ごとに入手元、商用利用、加工、必要なクレジットをメモします。編集アプリに読み込めることと、公開の権利があることは別です。確認が終わった素材だけで最初の編集を組み立てます。
AIは下準備に、仕上げは視聴者の目で
自動字幕は文字起こしの手間を減らしますが、人名、数字、否定表現を原音と照合します。AIで文章を短くする場合も、説明の意味が逆転していないか確認します。選手の顔や実演の手元を隠さないように文字の位置を決め、音声で十分伝わる画面は情報を詰め込みすぎないようにします。
30秒だけ書き出してから、全体を仕上げる
最初は短い区間を出力して、スマホでも声が聞こえるか、文字が小さすぎないかを確かめます。編集画面では気づかなかったBGMの大きさや、切り替えの急さが見つかることがあります。この確認を先に済ませると、長い動画を書き出した後のやり直しを減らせます。
次の1本のために、使えた部分を保存する
冒頭、見出し、説明図、締めの4つを整理し、元の編集ファイルも残します。タイトルや写真の差し替えだけで、内容の違いを消さないことも大切です。テンプレートは作業を早くする土台。視聴者が何を理解すればよいかは、毎回選び直します。
参照資料
Microsoft:Clipchampの製品と料金 ↗Blackmagic Design:DaVinci Resolveの無償版とStudio版 ↗Microsoft:自動字幕の機能と音声処理 ↗Microsoft:動画の書き出しとプレミアム機能の確認 ↗情報確認日:2026-10-17。画面や利用条件は変更される場合があります。